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会社案内

社長よりご挨拶

弊社に入社した当初は、ただがむしゃらに現場の第一線で大木や難しい伐採と向き合ってきました。そういった労働環境は私に向いていたのか、危険な仕事やただの山登りのような仕事の中で辛さを超えて余りある楽しさがありました。

そして、2016年にGR(グリーンロード)を任されるようになり、会社の代表という立場から見た森林の仕事というものに違和感を抱くようになりました。よくある業界の昔からの慣例が個人の習慣になり、少なくともこの地域においては山の在り方・関わり方・共生を図っていくという概念そのものをアップデート出来ずに、その手立てを先行的に打っていくという取り組みが成されていないという現状に気付いてしまったのです。

戦後に栄えた日本の森林事業が低迷していることには様々な理由があります。外国材の流入に伴った国産材の価格の低迷に始まり、取引価格の変動についていくことが難しくなった事や、様々な加工技術の開発に伴って、求められる材料も変化してまいりました。それらの時代の変化によって需要と供給のバランスが崩れ、従事者の数は減り続け、放置林が増え、もはや民間の力だけではどうにもならないという悪循環が続いています

では、いったいいつになったらその悪循環を断ち切り、山に価値を生み出し好循環へと変革をさせていけるのか?我々が住み暮らす日本には、約1000万haの資源があるとされています。そして、世界各地で環境問題についての意識も高まってきた今だからこそ、その恵まれた天然資源と共生を図り、その価値を最大限に生かしていく取り組みが必要不可欠なのではないでしょうか。

我々GR(グリーンロード)は1本の木に向き合うために、森を知り、山を知り、我々が住み暮らす地球そのものと深く繋がっていたいのです。そしてその環境を出来る限り良くしていく事にプライドを持って、木というものに向き合っていきたいと思っています。

これからも、日本における森林事業の悪循環化した現状や、地球に環境問題が存在し続ける限り、我々自身がその問題の解決に向けた取り組みとして少しでも寄与できるように、柔軟性を持ってチャレンジできる環境を創っていきます。

まずは我々がこの地域の山の分野のトップで仕事を行うこと。その次に一次産業だけではなく、二次・三次と人と人との繋がりを生み出し、この地域の森林事業の取り組みを正しい方向に自走させていくこと。この為に全力を尽くします

小難しい森林事業の未来をワクワク話せる仲間たちと共に、この地域から日本を世界を牽引していく夢を胸に抱いて。

企業理念

基本理念である「持続的、かつ環境に配慮したきめ細かい森林経営」 を踏まえた上で、 以下の基本方針に基づき、森林管理を行っていきます。

  1. 育林に励み、収益性の高い山林を造る。
  2. 研究に励み、事業の効率化ならびに多角化を求める。
  3. 人材育成に励み、従業員にとってより良い労働環境となるように努める。
  4. 地域貢献に励み、信頼ある事業体となるように努める。
  5. 人々との交流に励み、森林・林業への理解者・支援者が増えるように努める。

以上の「5つの励み」を念頭に置き、事業を実施しています。

企業理念のイメージ